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全国自動ドア協会の現況 (2009年度上半期を終えて)
2009年11月20日 |
自動ドアの需要動向 |
2009年度(平成21年度)の自動ドア生産台数の予測
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総生産台数 125千台/年 (前年度比 89.9%) |
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国内向台数 105千台/年 (前年度比 86.1%) |
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海外向台数 20千台/年 (前年度比 117.6%) |
2009年度生産台数見通しを中心とした業界情勢
2007年6月の「改正建築基準法」の影響による需要低迷が続く中、世界同時不況による業界環境の激変が加わり、大型商業施設の建設減少や工場の設備投資抑制も大きなマイナス要因となって自動ドア需要は大幅に減少しました。
年度初めに予測した総生産台数は約20年前の水準以下でしたが、上半期を終えた時点での見込みでは更に減少し、国内向けは前年実績比86.1%の105千台、比較的順調な輸出と合わせて前年実績比89.9%の125千台と見込みました。
1997年度から2009年度までの生産台数推移 (単位:千台/年)
年度 |
総生産 |
伸率% |
国内向け |
伸率% |
輸出 |
伸率% |
1997(H09) |
170 |
99.4% |
148 |
96.7% |
22 |
122.2% |
1998(H10) |
154 |
90.6% |
134 |
90.5% |
20 |
90.9% |
1999(H11) |
152 |
98.7% |
133 |
99.3% |
19 |
95.0% |
2000(H12) |
170 |
111.8% |
150 |
112.8% |
20 |
105.3% |
2001(H13) |
153 |
90.0% |
133 |
88.7% |
20 |
100.0% |
2002(H14) |
145 |
94.8% |
125 |
94.0% |
20 |
100.0% |
2003(H15) |
147 |
101.4% |
123 |
98.4% |
24 |
120.0% |
2004(H16) |
154 |
104.8% |
135 |
109.8% |
19 |
79.2% |
2005(H17) |
160 |
103.9% |
140 |
103.7% |
20 |
105.3% |
2006(H18) |
163 |
101.9% |
142 |
101.4% |
21 |
105.0% |
2007(H19) |
162 |
99.4% |
139 |
97.9% |
23 |
109.5% |
2008(H20) |
139 |
85.8% |
122 |
87.8% |
17 |
73.9% |
2009(H21) |
5月予想(※1) |
135 |
97.1% |
117 |
95.9% |
18 |
105.9% |
10月見込
(※2) |
125 |
89.9% |
105 |
86.1% |
20 |
117.6% |
(※1) 年度初め(5月)の予測。伸率は前年実績比
(※2) 上半期終了後(10月)の見直し |
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自動ドアの安全性に関する取組み |
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1)
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自動ドアの通行者安全に関する活動 |
当協会は、自動ドアの安全確保に関する活動を重要な使命と考え、自動ドアの通行者安全を実現するエントランス環境づくりのための情報提供が不可欠であるとの観点から、継続してこれらに関する研究と諸施策を実施しています。
2004年6月に国が制定した「自動回転ドアの事故防止対策に関するガイドライン」の思想に倣い、2005年4月に自主制定、2006年4月以降に新規設置する自動ドアへの適用を開始した「自動ドア安全ガイドライン(スライド式自動ドア編)」が施行後4年目に入りましたが、先ごろ実施したアンケートの結果、会員各社並びに関連の自動ドア販売・施工業者では日常業務に定着し、安全のための提案に活用していることが分かりました。一方、全国の建築主、建築設計者、建築会社、建物管理者等の関係主体の方々には、ガイドラインの趣旨と内容を充分に周知・ご理解いただけていない部分もあり、自動ドア施工技能士をはじめ、会員各社の営業・施工・保守に携わる社員への継続的履修の必要性を確認しました。今後は関連業界団体の皆様、関係主体の皆様に向けた広報活動と共に、自動ドア施工技能士・会員会社社員を対象とした研修などを実施し、自動ドア安全ガイドラインの尚一層の普及・定着を図って参ります。
また、昨年、通行者の皆様、特に小さなお子様を対象として、自動ドアの正しい利用の仕方をご紹介した「自動ドアの安全な通り方」についても、協会ホームページに掲載すると共に、会員会社を通じて約1万5千部を各方面へ配布しております。これに加えて、安全委員会が参画しております財団法人ベターリビング主催の「お客様相談部署等担当者意見交換会」の活動を通じて「主婦連だより」5月号・6月号の2回に分けて「自動ドアの安全な通り方」の内容を掲載いただきました。 |
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2)
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自動ドアの保守点検に関する活動 |
各種建物でご利用中の自動ドアは、通行者の安全を確保するために、建物管理者等による日常の自主点検に加えて、自動ドア施工技能士等による定期的な点検・保守を実施することが重要であることをお知らせして来ておりますが、このことについて正しくご理解いただけるように、自動ドア協会として本年6月に自動ドアの点検・保守の必要性やその内容、メリットを記載した「自動ドア保守点検のおすすめ」を再発行し、会員企業を通じて保守点検の実施をお薦めする活動を展開しています。 |
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3) |
自動回転ドアの現況 |
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当協会に所属し自動回転ドアに関連する活動を行なっている自動回転ドア協議会は、国のガイドライン遵守、回転ドアの安全性に関するJIS規格制定、安全対策マニュアル制定、補助センサー標準化、注意喚起マーク標準化、点検基準標準化、利用者向け「回転ドアの通り方」発行などを通じて自動回転ドアの安全性確保に貢献すると共に、協議会会員各社は、一層の安全配慮を傾けて製品開発を進め、新しい安全性を備えた自動回転ドアを提供しております。
回転ドアの優れた環境貢献性は広く世界に知られていますが、この特性は、省エネルギー、CO2削減という社会的ニーズにも役立ちます。自動回転ドア協議会では、省エネルギーの量、CO2削減量を数値で示せるようにしたいと考え、大学の研究室に「換気計算法構築と解析プログラムソフト」の開発を委託し、来年春の完成を目指しています。 |
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自動ドア施工技能士の現状 |
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厚生労働省認定国家資格「自動ドア施工技能士」の2008年度技能検定では、433名が受検し322名が合格、合格率74.4%という結果でした。これにより自動ドア施工技能士の全国累計数は、1級2,292名、2級2,601名、合計4,893名となりました。
本年度の検定に臨む受験者の総数は420名となり、検定の結果は来年の春に発表されます。
自動ドアの品質と性能を設置現場でしっかりと仕上げることのできる技能者は、自動ドアの安全性を確保し、快適な性能を提供し、需要家の皆様の満足度を高め、自動ドアを利用する通行者の皆様の信頼を頂く上で大変重要な役割を担います。広くその認識を高めていただくため、全国自動ドア協会では今年から優秀自動ドア施工技能士表彰制度を発足、6月の初回表彰式で優秀自動ドア施工技能士26名に対し協会長から表彰楯と記念品が授与されました。
また、当協会の長年にわたる技能検定への協力に対し、本年5月に沖縄県職業能力開発協会会長様より感謝状を賜り、11月に中央職業能力開発協会会長様より表彰状を賜りました。
自動ドア施工技能検定受験者数と合格者数
年 度 |
1級技能士 |
2級技能士 |
合 計 |
2008年度検定 受検者 |
261人 |
172人 |
433人 |
2008年度検定 合格者 |
183人 |
139人 |
322人 |
2009年度受検 申請者 |
253人 |
167人 |
420人 |
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技術基準等の改定活動 |
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国土交通省大臣官房官庁営繕部監修「公共建築工事標準仕様書」「公共建築改修工事標準仕様書」「建築工事監理指針」「建築改修工事監理指針」の平成22年版発行に向けた改訂と改正について、自動ドアに関連する内容の検討と建議を進めています。 |
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その他(実務知識研修会)
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本年9月28日に全国から約100名が参加して都内の芝弥生会館にて「実務知識研修会」を開催。参加者は全国自動ドア協会会員会社を中心に、経営者の他、営業、技術、購買、施工、保守、サービスなどの各職種の方々が参加され、次のテーマについて学びました。
第1部 「不況の時代の営業部門と営業マンの役割」 講師:経営コンサルタント 古川英夫様
第2部 「建材・住宅設備産業取引ガイドラインと関連法規」 講師:弁護士 高橋善樹様
第1部では、企業存続と発展の為の利益確保の重要性、顧客との交渉法などについて学び、第2部では、経済産業省制定の「建材・住宅設備産業における下請適正取引等の推進のためのガイドライン」を中心に、下請法、建設業法などについて実務に役立つ知識を学びました。また、第2部は財団法人 全国中小企業取引振興協会様の協賛をいただいて開催しました。
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